フィリピン「サンミゲル社」の変身

フィリピンの「サンミゲル社」と言えば、ビール通ではご存じな方も多いはす。

フィリピンのビール市場の90%のシェアを持つガリバー企業です。

「すっきりした喉越し」で、蒸し暑いフィリピンにあったローカルNo.1ビールです。

http://www.sanmiguel.com.ph/
San Miguel Corporation

進める多角化

1890年創業の100年を超える歴史ある企業ですが、ラモン・アン社長が就任してから、事業の多角化を図りました。

– 2008年 – 比電力大手のマニラ電力の株式を27%取得

– 2010年 – 比最大の石油会社ぺトロン株式を50.1%取得

– 2011年 – 米エクソンモービルのマレーシア事業を買収

– 2012年 – フィリピン航空の持ち株会社株式の49%を取得

– 2014年 – マニラの新国際空港建設を計画立案中

サンミゲル社の新規事業はインフラ関係に集中し、フィリピンので急速に伸びるインフラ部門に上手く参入しました。

2006年から20013年の6年間で、コングロマリット(複合企業)の売上は実に3倍になりました。

キリンビールへの株式譲渡

サンミゲル社は、上記多角化に先立ち、2009年にサンミゲル社のビール子会社の株式を、段階的に48%まで、キリンHDに売却をしました。

その資金を元に事業転換がスタートし、「ビール」から「インフラ」への見事な変身を遂げました。

フィリピン・ローカル企業のこのダイナミックな変貌は、日本企業も学ぶべき話です。

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