カンボジアのマイクロファイナンス

マイクロファイナンスと呼ばれる「小口金融」は、かつては農村の貧困層へのサポートからスタートしました。

しかし昨今は、都市部の庶民への融資で「サラ金」的な業務が中心に変わってきました。

激増する融資残

2013年末のマイクロファイナンスの融資残高は、前年比で約50%増の13億2500万ドル(約1,350億円)となりました。2005年の数値と比較すると、8年間で実に26倍にもなっています。利用者の数も約160万人となり、カンボジアの人口約1500万人の10%を超えてきました。

融資残の上位ミクロファイナンス機関は、以下になります。

1. PRASAC — 264Musd

2. AMRET — 160Musd

3. SATHAPAN — 129Musd

これらは毎年30%~50%の融資残の伸びが続いています。

そして不良債権比率は約0.5%程度と、極めて高い返済率で、高収益事業者となっています。

営利追求型の融資業務

マイクロファイナンスというと、発祥のバングラデシュのグラミン銀行のような、ソーシャル的なイメージの強い事業だと思われています。

しかし、現在のカンボジアは、営利追求型の「小口有担保融資」の色彩が強くなっています。小口の場合は、IDカードやバイク登録カードが必須であり、数万ドル以上の融資の場合は、不動産担保が必要になります。

カンボジア最大の商業銀行の「ACLEDA Bank」は、NGOとして始まったマイクロファイナンスが今もメインの業務となっています。

まだまだ新規参入が続いています。

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