欧州の日本化と非ユーロ国

欧州には、非ユーロ国も多々あります。

主なところでは、

独自の方針の「スイス」「イギリス(UK)」、

北欧の「ノルウェー」「スウェーデン」「デンマーク」、

「ポーランド」「ハンガリー」などの東欧諸国です。

その内で、「イギリス」「デンマーク」「スウェーデン」と東欧諸国の多くは、EU(欧州連合)加盟のユーロ未導入国です。

ECB(欧州中央銀行)の政策

ECBは、政策金利を過去最低の0.15%に引き下げるだけでなく、民間銀行から資金を預かる際の金利をマイナス0.1%と、「マイナス金利政策」の導入を行いました。

欧州経済が「デフレ」に陥ることを回避するためであり、「欧州の日本化」への懸念払拭に力を入れています。

「マイナス金利政策」とは、お金を預けると金利を逆に徴収されるので、金融機関による融資拡大を期待する政策です。主要国で「マイナス金利政策」を導入したのは、ECBが始めてです。

ECB政策の影響

ユーロに加盟しない欧州周辺国では、ECBのマイナス金利政策の影響で、対ユーロの通貨高が進んでいます。
失われた20年の日本を教訓に、ECBのユーロ圏におけるデフレ回避のためにとった政策が、欧州周辺の非ユーロ国にデフレを輸出する形になっています。

ECBでは、ポルトガルの問題も再燃しているので、量的緩和策への圧力は高まります。

そして、ECBはスウェーデンやノルウェーなどの周辺国にデフレをばら撒いてしまうジレンマが続きそうです。

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