FATCAというアメリカの租税回避を防ぐ法律

「FATCA」は米国の法律で、「外国口座税務コンプライアンス法」のことです。

外国金融機関およびその他金融仲介業者を対象とし、米国市民や米国居住者によるオフショア口座を利用した米国の租税回避を防ぐ事を目的としています。

属人主義のアメリカ

日本は属地主義であり、アメリカに住んでアメリカ給料をもらっている日本人は、日本には接点がない場合はアメリカの税金だけを考えれば良いのです。

しかしアメリカは属人主義であり、アメリカ人である以上は住むところに関係なく、アメリカで税金を申告する必要があります。

アメリカ人が関与する銀行口座

そのために、アメリカ人の銀行口座などは、全てアメリカ政府が把握して、税金を課します。そして、海外の金融機関は無条件で協力しなさいという主旨です。

さすがは、アメリカという国の非常に一方的なやり方ですね。

ACLEDA Bankで海外法人の口座開設手続きをサポートしている中で、この「FATCA」という法律のお達しがカンボジアの金融機関にも対象となっている事がわかりました。アメリカ人の株主には特別な書類の提示を求めています。

カンボジアは高金利のUSドル預金が出来る国なので、アメリカ人による資金移動も全て網羅出来る仕組みなのですね。

国外財産申告制度

日本では、2014年末より「国外財産申告制度」が始まります。5000万円以上の国外財産を持つ日本居住者が対象になります。

アメリカのように他国に強制力が発揮できない日本にとって、どこまで有効な制度なのでしょうか?

日米の仕組みの違いが分かります。

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