減価償却を知る その2

どうしても支払わなければならない税金。

個人の所得税を軽減できる手段は少ないですが、中古アパートを使った節税スキームは良く知られています。

個人の不動産所得が赤字になった場合には、給与所得と損益を通算することにより、既に支払った所得税の還付を受けることもできます。

そして、地方税や保険料などの公的負担の金額も軽減されます。

木造建築の不動産の減価償却

不動産で賃貸収入を得ながら、減価償却を使って節税!!

というお考えなら、新築の鉄筋コンクリートのマンションより、中古の木造建築の方が減価償却では有利です。

というのは、鉄筋コンクリートは法定耐用年数が47年ですが、木造の住宅は、それが22年になります。

その22年が過ぎると、わずか4年で償却が可能になります。

そしてこの減価償却の考えは、国内物件だけでなく、海外物件にも適用できるものなのです。

海外の不動産の活用

日本は地震国なので、22年という年月が経過している木造物件は、基本的には価値が著しく下がってしまいます。

しかし、地震の無い国では、50年100年と長く長く使われ続ける住宅があり、年月の経過した住宅は、大切にメンテナンスされていますので、価値がほとんど下がりません。

また海外物件では、土地がは減価償却の対象にはならないので、物件に占める建物価格の比率が高いのも魅力です。

例えばニュージーランドの木造物件、ドイツの石作りのアパート・・・

世界に目をむけると、いろいろありますね。

ご質問は事務局まで!

フィリピン「サンミゲル社」の変身

フィリピンの「サンミゲル社」と言えば、ビール通ではご存じな方も多いはす。

フィリピンのビール市場の90%のシェアを持つガリバー企業です。

「すっきりした喉越し」で、蒸し暑いフィリピンにあったローカルNo.1ビールです。

http://www.sanmiguel.com.ph/
San Miguel Corporation

進める多角化

1890年創業の100年を超える歴史ある企業ですが、ラモン・アン社長が就任してから、事業の多角化を図りました。

– 2008年 – 比電力大手のマニラ電力の株式を27%取得

– 2010年 – 比最大の石油会社ぺトロン株式を50.1%取得

– 2011年 – 米エクソンモービルのマレーシア事業を買収

– 2012年 – フィリピン航空の持ち株会社株式の49%を取得

– 2014年 – マニラの新国際空港建設を計画立案中

サンミゲル社の新規事業はインフラ関係に集中し、フィリピンので急速に伸びるインフラ部門に上手く参入しました。

2006年から20013年の6年間で、コングロマリット(複合企業)の売上は実に3倍になりました。

キリンビールへの株式譲渡

サンミゲル社は、上記多角化に先立ち、2009年にサンミゲル社のビール子会社の株式を、段階的に48%まで、キリンHDに売却をしました。

その資金を元に事業転換がスタートし、「ビール」から「インフラ」への見事な変身を遂げました。

フィリピン・ローカル企業のこのダイナミックな変貌は、日本企業も学ぶべき話です。